突然の誘いで行った「徳光和夫 人生の名曲に喝采を!コンサート2026」
2026年4月24日(金)、東京国際フォーラム ホールAで開催されたこのコンサート。
金曜日のパートの休日、いつものように10時過ぎまでぐっすり寝ていたら、友人から「コンサートのチケットがあるけど行かない?」と連絡が。
家から出たくない派の私は、あまり乗る気がありませんでしたが「いい席だよ、国際フォーラムで近いし」との言葉に心が揺れ…結局行くことにしました。
16時開演まで何も調べず、何も予習せず会場へ。

開演の30分前にチケットを受け取り入場すると、なんと1階席の3列目という超良席!
ステージに演者が一斉に登場した瞬間、目を疑いました…
昭和を代表する大スターが勢揃い。知らされていなかっただけに、一人で大興奮してしまいました。
両隣の方もペンライトを振りながら大はしゃぎで、私の顔の前まで振ってくるほど!

純烈の熱気に巻き込まれ、中西保志さんの「最後の雨」で涙…
純烈の歌が始まると、会場は一気に熱狂ムード。
隣の席の人が、振り付けを完全にマスターして踊っていました。
場慣れをしていない私は少し引いてしまったのですが…純烈のメンバーが客席に降りてきた瞬間、隣の方のノリにまぎれて私も身を乗り出し、なんと握手までしてしまいました!
中西保志さんの「最後の雨」では、懐かしいメロディーと情感たっぷりの歌声に胸が熱くなり、涙が溢れてきました。
久しぶりの感動の涙…心が洗われた感覚でした。
上沼恵美子さんのトークでは会場中が大爆笑。
一人できているのに、私も声を出して大爆笑…顔が痛くなるほど笑ったのも久しぶり。
最後の堺正章さんのパフォーマンスでは、大きく両手を振り、アイコンタクトまで取れて大満足!
これも、前から3列目という特権です。
終わってみれば、全部知っている曲ばかり。
昭和歌謡曲の全盛期を象徴する名曲の数々が、鮮やかに蘇りました。
小学校の頃に聴いたジュディ・オングさん、そして年を重ねた小椋佳さん
歌手の皆さんを小学校のころからずっと見ていました。
観客席を見渡すと、60代〜70代の女性がとても多く、皆さんおしゃれをめいっぱい楽しんでいらっしゃいました。
ジュディ・オングさんの歌を小学校の頃に聴いていた私は、感慨深かったですし、年を重ねた小椋佳さんの姿にも心が温かくなりました。
小倉さんはトークで、今までに300百人以上の人に楽曲を提供しているとおっしゃっていました。
中でも、美空ひばりさんは本当の天才だったそうです。
そして、「愛燦燦」を…熱唱。 会場全体が静かに聴き入る美しいひとときでした。
歌詞の背景にあるもの
「愛燦燦」 は、小椋佳さん が作詞・作曲し、美空ひばりさん が歌った名曲ですが、
一言でいうとテーマは「人生と愛の本質」です。
小椋佳さんは、この曲を美空ひばりさんの「苦難に満ちた人生とその輝き」を重ねて書き下ろしたと言われています。
- 雨 = 家族との別れや病
- 風 = 時代の変化やバッシング
- 愛 = 歌とファンへの情熱
苦しみを知り尽くしたひばりさんが、あの包容力のある声で「わずかばかりの運の悪さを恨んだりして」と歌うからこそ、説得力が増し、聴く者の心を浄化(カタルシス)してくれるのです。
一言で言えば、「色々あるけれど、生きていくことはそれだけで美しく、愛に満ちている」という、人生への深い讃歌といえます。
改めて、曲の背景を知ると人生の重みが一音一音に宿っている気がします。
年を重ねても「推し」がいるっていいものだな〜推し活がもたらす活力とは
シニア世代でもまだまだ楽しめるエンターテイメントがちゃんとあるんだと、今日一日がとても充実したものになりました。
そして、このコンサートを通じて改めて実感したことがあります。
年を重ねても「推し」がいるっていいものだなと。
シニア世代にとって「推し活」とは、ただの趣味ではありません。多くの調査や研究で、以下の活力が生まれることがわかっています。
- 毎日が楽しくなる・元気が出る:
パナソニックの調査では、推し活を通じて得たものとして「楽しみ」(76.2%)、「活力・元気」(63.8%)、「幸せ」(63.0%)が上位に。ライブやコンサートでドーパミンなどの神経伝達物質が分泌され、主観的幸福感が向上します。 - 生きがいや目的意識が生まれる:
推しを応援することで「自分が誰かの役に立っている」という貢献感や、日常にハリが出る。介護施設の事例でも、推し活が「生きがい意識」と連動して幸福度を高めるケースが報告されています。 - 脳の活性化と健康効果:
好きなアーティストの情報を追うことで脳が刺激され、認知機能の維持に役立つ可能性も。ポジティブな感情がストレスを減らし、生活習慣病リスクの低下や認知症予防にもつながるとの指摘があります。 - 社会的なつながり:会場で隣の人と一緒に盛り上がったり、推しについて語り合ったりする機会が増え、孤独感が軽減。仲間との一体感が自己肯定感を高めます。
私のように「家から出たくない派」でも、好きな昭和の名曲や憧れの歌手(推し)に背中を押されて外に出ると、こんなに心が満たされる。
若い頃に胸をときめかせた曲を、今の年齢で改めて聴く深み。そして「推し」が頑張る姿や、皆で喝采を送る一体感が、日々の活力になるのです。
徳光和夫さんの司会が人気の理由
徳光和夫さんのコンサートがなぜこんなに人気なのか、改めてわかりました。
ただ歌を聴くだけでなく、昭和の時代にタイムスリップしたような温かさと一体感があるんです。
徳光さんの穏やかでユーモアたっぷりの進行が、歌手と観客を優しくつなげてくれます。
「私たちの時代、私たちの人生に寄り添ってくれた名曲たちに喝采を!」というテーマが、まさにぴったり。
特に島津亜矢さんの歌声は本当に素晴らしかったです。
「歌怪獣」と呼ばれる圧倒的な歌唱力と情感の深さに、会場全体が息を飲む瞬間が何度もありました。迫力がありながら美しい声は、聴く人の心をしっかり掴みます。

50代~70代・シニアにこそおすすめしたい理由
シニア世代になった私たちにとって、これらの曲はずっと残してほしい宝物のような存在です。
若い頃に聴いて胸をときめかせたメロディー、人生の喜びや悲しみを重ねてきた歌詞。
コンサート会場で皆さんと一緒に口ずさんだり、手を振ったりする時間は、日常では味わえない特別なもの。
「推し活」を通じて得られる活力は、シニア世代のQOL(生活の質)を高めてくれます。
こんなコンサートは、シニアが気軽に楽しめる貴重な場所。年を重ねても音楽でワクワクできる幸せを、ぜひ多くの人に味わってほしいと思います。
まとめ:充実した一日をありがとう
何も調べずに行ったのに、最高の席で最高の時間を過ごせました。
徳光和夫さんをはじめとする昭和の大スターたちに直接会い、名曲に酔いしれた一日。
家から出たくない派の私でも、行ってよかったと心から思えるコンサートでした。
シニアの皆さん、ぜひ「人生の名曲に喝采を!」シリーズをチェックしてみてください。
年を重ねても音楽でワクワクできる——そんな幸せを、みんなで共有できたらいいなと思います。
(2026年4月24日 東京国際フォーラムにて)
