お墓の植木を全部抜いたら! 手間を減らす第一歩

お墓
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お墓の管理、負担になっていませんか?

お墓参りのたびに、「草が伸びすぎている」「木が大きくなりすぎた」と感じたことはありませんか?

特に、お墓の周りの植木が成長しすぎると、掃除が大変になるだけでなく、墓石が見えづらくなり、暗い印象を与えて

しまいます。

今回は思い切って、金木犀犬ツゲドウダンツツジサツキ 4本の樹木、すべて抜根しました。

ドウダンツツジサツキだけは残す予定でした。

しかし、考えてみたら10年後の植木の成長衰えているだろう自分たちの負担を少しでもなくすためには…

ということで、すべて撤去しました。

配置図は以下の通り

図面

その結果、お墓が広々とし、掃除の手間が大幅に減り、管理がしやすくなりました!

この記事では

  • お墓の植木が放置される理由
  • 樹木を抜くメリット
  • かかった費用

について詳しく解説していきます。

お墓の管理を少しでも楽にするための参考になれば幸いです。

なぜお墓の植木が放置されるのか?

お墓参りに行くたびに、植木が成長して草も伸び放題で放置されているお墓を見かけます。

背景には、次のような理由があるのではないでしょうか?

高齢化により管理が難しくなっている

  • 遠方に住んでいて頻繁に手入れができない、海外勤務の方は特にお参りもできていないかと思います。
  • 足腰が弱くなり、植木の剪定がでずに、お花だけ供える方もいらっしゃるかと。
  • お墓を守る人がいなくなってしまった、死に絶えてしまった例もあるかと思います。
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 忙しくて手入れの時間が取れない

  • 仕事や家事、育児に追われ、お墓の手入れまで手が回らない。 いつか、そのうちって…ありませんか?
  • 年に1〜2回の掃除では追いつかず、雑草や木がどんどん成長してしまう。
  • お墓の場所が、離れていればなおさら足は遠のきます。

 業者に頼むと費用がかかる

  • 剪定や伐採を専門業者に依頼すると、1回数万円〜のコストがかかります。
  • 費用は、永遠にかかります。誰が支払うのか、月々の金額は少額ですが些細なことがもめ事になりかねません。

このような理由で植木が放置され、結果としてお墓の管理が難しくなってしまうのではないでしょうか?

お墓の樹木を抜根したら、どんなメリットがある?

今回、実際に植木を抜根したことで、以下のようなメリットを実感しました。

 掃除の手間が大幅に減る!

  • 植木がなくなり、雑草が抜きやすくなった。
  • 落ち葉の掃除が不要になり、お墓を清潔に保てる
  • スペースが広がった分、墓石の裏まで掃除しやすくなった。

 お墓が広々として見た目がスッキリ

  • 隣同士の植木の重なりが解消され、お互いに嫌な思いをしないで済むと思います。
  • 日当たりも良くなり、気持ちよくお参りできる。

今後の管理費や剪定費用を節約できる

  • 植木の剪定や手入れの費用(年間1〜3万円)不要に。
  • 長期的に見れば、かなりのコストカットにつながります。

今回の工事費用は 120,000円(税込)かかりました。

「今後の管理の手間を考えると、やってよかった」と感じています。

ドウダン抜根費0.3人工32,0009,600
金木犀 抜根費0.5人工32,00016,000
犬ツゲ抜根費0.5人工32,00016,000
サツキ抜根費0.2人工32,0006,400
ドウダン 廃棄処理費0.15人工32,0004,800
金木犀 廃棄物処理0.25人工32,0008,000
犬ツゲ 廃棄物処理0.25人工32,0008,000
サツキ 廃棄物処理0.1人工32,0003,200
抜根の根元周囲に黒玉砂利を搬入・敷き込み直し費0.6人工32,00019,200
抜根穴へ新規土を搬入・埋め戻し・整地費0.6人工32,00019,200
小計110,400
消費税  10%11,040
値引き▲1,440
合計120,000

未来の子供たちへ、お墓を受け継いでもらうために

お墓を守るには、「管理のしやすさ」だけでなく、次世代が受け継ぎやすい環境を整えることもが大切です。

お墓の維持費を明確にしておく

お墓の管理には、年間の管理費や修繕費がかかります。

家族に負担をかけないために、事前にどれくらいの費用がかかるのかを把握し、共有しておくことが大切です。

👉 具体的なポイント

  • 墓地の年間管理費を明確にしておく。
  • 修繕費の目安を把握し、必要なら積立しておく。

お墓参りを習慣化する

「お墓参りは大変なもの」と思われると、次世代に引き継がれません。

父の眠るお墓には、兄が毎月の月命日にお墓参りに行っています。 これは本当に頭が下がります。

お墓参りに行くときには、声掛けをしてくれているので行ける人が行けるときに一緒に行っています。

「お墓参り=家族の大切な時間」として習慣化して自然と次世代へ受け継がれて欲しいと思っています。

5. 墓じまいではなく、「お墓を守る」という選択肢

近年、「墓じまい」を選ぶ人が増えています。

お墓の管理が負担になったり、後継者がいないという理由で、お墓を手放すケースも少なくありません。

しかし私たちは、今現在『墓じまい』いという選択はありません。

大切な家族が眠る場所を、未来の子供たちへ受け継いでほしいからです。

【墓じまいをしない理由】

  • 代々の家族が眠る大切な場所なので。
  • 子供たちにも、先祖を大切にする気持ちを受け継いでほしい。
  • 自分たちは見守られていると、先祖に感謝をしたい。

とはいえ、将来のことを考え、負担が大きくならないように管理を工夫することが大切です。

これからも、「お墓を大切にしながら、家族が受け継ぎやすい環境づくり」を続けていきます。

今後の予定は目地コ剥がれてきているコーキング工事

現在、お墓の目地が傷んでいるため、コーキングの工事を見積依頼中です。

この維持にかかわる工事に関しても次回にお知らせしていきますのでご覧になってください。

まとめ

  • お墓の植木が放置される理由は「高齢化・忙しさ・費用」
  • 樹木の抜根で「掃除が楽になり、見た目もスッキリ」
  • 子供たちにお墓を受け継ぐために、管理費を明確にし習慣化を
  • 目地コーキングで耐久性アップ(次回記事で詳しく解説!)

お墓を守ることで、家族の絆も深まります。

「未来の子供たちへつなぐお墓管理」、ぜひ一緒に考えていきましょう!

よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

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