ファミリーマートの備蓄米を買ってみました!
先日、近所のファミリーマートで「備蓄米」のシールが張られたお米を発見しました。
連日、騒がれているあの備蓄米です。
1kg が388円(税込)という手頃な価格と、令和3年産(2021年収穫)の“古古古米”という珍しさに惹かれて、試しに購入してみました。
古古古米と普通に販売しているお米、何がどう違うのか?

見た目を比較してみると、左の備蓄米の色が…かなり黄色いのがわかります。


備蓄米の色が少し黄色い理由
ファミリーマートの備蓄米を含め、一部の備蓄前のお米が今年の新しいお米と比べて「少し黄色い」と感じられる主な理由は、いくつかの要因があります。
お米の酸化と鮮度低下
- 備蓄米のように保管期間が長いお米は、時間の経過とともに酸素や湿度によって酸化が進み、米粒が徐々に黄色味を帯びる傾向があります。
- この変色は、お米が古くなった(古米)際によく見られます。酸化の進行で見た目も新米よりやや黄色くなりやすいのです。
実際に炊いてみると、ややパサつきは感じるものの、カレーや丼ものには十分合うレベル。
水加減を調整すれば、普段の食卓にも十分使えます。
おにぎりや冷めたご飯でも、工夫次第で美味しく食べられるとの声も多いようです。
しかし、黄色く酸化していると思うと、少し抵抗も出てきます。
備蓄米の鮮度管理は、厳格に管理されています。
備蓄米は長期保存されるのが前提のため、倉庫では空調管理はもちろんですが、袋の中に温度計を差し込んで中心温度まで徹底管理されているそうです。
保存期間は最大5年ですが、品質維持のため定期的に入れ替えや検査が行われています。
デジタル技術も活用され、全国約300カ所の倉庫で100万トン規模が厳重に管理されています。
保存期間を過ぎて、役目を終えた備蓄米の行方
保存期間を過ぎた備蓄米は、廃棄されるのではなく、家畜の飼料や子ども食堂・福祉施設への支援米として活用されるケースも増えています。
社会貢献の一環として、無駄なく使われているのようです。
結局、古古古米は? 実際の味や品質の真相
管理はしっかりされているものの…「古古古米=まずい」というイメージありませんか?
備蓄米は政府の厳格な管理下で保存され、定期的な品質検査も実施されています。
密封・低温・湿度管理でカビや虫害も防がれています。
- 長期保存による乾燥や香りの変化はあるが、水加減や調理法で十分美味しく食べられる
- 雑穀米やもち米とのブレンド、アレンジレシピもおすすめ
- 冷暗所や密閉容器での保存が美味しさ維持のポイント
実際の購入者からも「普段食べているものに劣らない」「炊き方次第でおいしい」との声が多いでようです。
今後増える輸入米と国産米の価値
輸入米の農薬や添加物などの問題
- 「輸入米は危険」とのイメージがありますが、実際には日本の食品基準に適合したもののみが流通しています。
輸入米は農水省・厚生労働省の二重の厳格な検査を経ており、残留農薬や重金属、未承認の遺伝子組み換え米が含まれることはありません。 - しかし、産地や生産者による品質や管理体制の差、長距離輸送による品質劣化、収穫後農薬(ポストハーベスト)使用の問題が指摘されており、特に信頼できるブランドや流通経路を選ぶ必要があります。
カビ毒(アフラトキシン)等のリスク
輸入米の一部からは、極めて強い発がん性を持つカビ毒「アフラトキシンB1」が検出された例があり、厚労省でも違反事例として報告されています。
健康被害として肝障害や肝がん、特に妊婦や乳幼児への影響が懸念されています。
日本の厳しい検査体制下で販売される輸入米は、一般消費には十分な安全性を持っていますが…
色々な情報もありますので、ご自身でで、きちんと確認する必要もあると思います。
輸入米は価格が安いものの、品質や味にばらつきがあり、農薬基準も国によって異なるため不安を感じる消費者もいます。
国産備蓄米は「安全・安心・美味しさ」を重視する層に選ばれています。
- 国産米は炊き上がりや味に安定感があり、安心して食べられる
- 安さだけでなく、日常の主食としての満足感や安全性が重視されている
なぜお米がないのか? コメ不足の背景にある構造問題
米価高騰や供給不安の背景には、減反政策や農家の高齢化。
耕作放棄地の増加、若手農家の減少など複合的な課題があります。
また、備蓄米の人気に便乗した転売や高額転売も一部で発生しています。
コンビニ・スーパーで広がる備蓄米販売
現在、ファミリーマートやローソン、セブン-イレブンなど大手コンビニでも備蓄米が販売中です。
1kgや2kgといった小容量・安価なパックが中心で、単身者や少人数世帯にも手に取りやすい工夫がされています。
- ファミリーマート:1kg 388円(税込)
- ローソン:1kg 389円(税込)、2kg 756円(税込)
- セブン-イレブン:無洗米2kg 775円(税込)、順次全国展開予定です
SNSでは「バカ売れしそう」「一度は食べてみたい」と話題になり、実際に完売店も続出しているようです。
お米一粒に込められた想い
お米一粒に神様がいる、という話
昔から「お米一粒には七人の神様が宿る」と言われてきました。
それほど大切にされてきた日本の主食。
安価に消費するだけではなく、感謝と敬意を込めていただく日常の中で「いただきます」と「ごちそうさま」を大切に…
どんなに時代が変わっても、主食を大事にする文化は残したいですね。
まとめ:備蓄米人気の理由と、選び方のポイント
- 食の安心・安全を求める気持ち
- 万一に備えたい気持ち
- 国産米を守りたい気持ち
この3つが重なり、備蓄米が今、幅広い世代の方が求めています。
コンビニやネット通販でも手軽に買える今、工夫をしておいしく召し上がってください。
おすすめ備蓄米・通販リンク
「どこで買えるの?」「どんな種類があるの?」という方は、下記の通販サイトもぜひチェックしてみてください。
楽天やAmazonでは、政府備蓄米や長期保存米が多数ラインナップ。
送料無料やポイント還元も狙い目です。
※各商品は時期や地域によって在庫状況・価格が変動します。ご購入前に詳細をご確認ください。


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ぜひ一度、試してみてください。