先日、近所のパン屋さんでスマホをかざしたら「こちらではPayPayはご利用いただけません」と言われて、慌ててしまいました。
後ろに人が並んでいたので、変な汗をかいてしまいました…
以前は使えたのに…。
そんな経験、最近ありませんか?
「気のせいかな」と思っていたけど、どうも気のせいじゃないみたい。
今日はそのモヤモヤをスッキリさせるために、実際に何が起きているのかを調べてみました。
使えなくなったのはあなただけじゃない
SNSを見ていると、同じような声がちらほら出てきます。
「PayPay使えなくなったお店増えたよね」
「ダイエーで急に使えなくなってびっくりした」
実はこれは、イオン系列全体が『AEON Pay』を推し進めるための戦略的なお別れだったようです。
「いつも行くお店がPayPay終了してた」…そういった声が全国から上がっています。
実はこれ、気のせいでも特定のお店だけの話でもなく、ある流れの中で起きていることです。順番に見ていきますね。
理由その① お店側に手数料がかかるようになった
PayPayが最初に広まったころ、お店が払う手数料はゼロでした。
「とにかく広めよう」という戦略で、ユーザーにもお店にも大盤振る舞いしていた時期です。
でも2021年10月から、その手数料が1.98%に変わりました。
「たった2%」に聞こえるかもしれませんが、薄い利益で商売をしている小さなお店にとっては、じわじわ効いてくる負担です。
一般的なクレジットカードの手数料が3〜7%なので、それよりは低いのですが、「無料だから導入した」というお店には痛い変化でした。
「だったらやめよう」と判断したお店が出てくるのは、ある意味自然なことかもしれません。
理由その② 大手チェーンが「自社ペイ」に絞り始めた
大きなスーパーやドラッグストアの中には、自社グループの決済サービスだけに統一する動きが出てきています。
わかりやすい例で言うと、ダイエーは2025年5月末でPayPayを含む各種QRコード決済をすべて終了し、イオンペイのみに切り替えました。
「グループ内でポイントを集めてほしい」「自社アプリを使い続けてほしい」という経営判断です。
お客さんからすれば、正直ちょっと不便ですよね。
でもお店側の立場で考えると、「ポイントがバラバラになるより、自社に集中させたい」という気持ちも理解できます。
でも、実は全体の数は「増えている」
ここで少し驚く話をします。
「使えない店が増えた」と感じているのに、PayPayが使える場所の総数は実は増え続けているんです。
「PayPay」と「PayPayカード」を合わせると、現在の利用可能な場所は1,000万カ所を突破しています。
しかも毎年17%を超えるペースで増え続けているというデータもあります。
どういうことかというと…
大きなチェーン店が一部抜けた一方で、個人経営のお店や新しい業種、公共料金の支払い・新幹線の予約・オンラインショッピングなど、別の場所でどんどん使えるようになっているんです。
「いつものあのお店で使えなくなった」という体験は確かにある。
でも全体のマップで見ると、むしろ広がっている…そんな状況です。
クレジットカードが使えなくなる問題は?
「PayPayにクレカを登録できなくなる」というニュースも話題になりましたよね。
あれ、今どうなっているかというと…
「三井住友カード」と「ソフトバンク」が業務提携を結んだことで、三井住友カード発行のカードは引き続き手数料なしでPayPayに登録して使えることになりました。
「全部のクレカが使えなくなる」という最悪の展開はひとまず回避されています。
ただ、今後どうなるかは正直まだ流動的な部分もあるので、引き続き注目が必要です。
じゃあ、これからのPayPayはどこへ向かうの?
国内では一部のお店が離れていく一方で、PayPayには実はもっと大きな動きが始まっています。
「国内だけでなく、世界で使えるようにする」…そんな話が、2026年2月についに動き出しました。
その内容については次の記事で詳しくお伝えします。
「そんな話あったの?」と驚く方も、今から楽しみにしている方もいらっしゃると思います。
ぜひ続きの記事を続けて読んでください。
→【次の記事】「PayPayが世界で使える日が来る?Visaとの提携で何が変わるのか」
まとめ
レジでPayPayが使えなかった経験は、あなただけではありません。
手数料の問題、大手チェーンの戦略変更…
それぞれに理由があって、ある程度は仕方のない流れです。
でも、PayPay全体がなくなるとか急激に縮小するとかいう話でもなく、形を変えながら進んでいるのが今の現実です。
「使えない店が増えたな」と感じたとき、その背景を少し知っておくだけで、次の選択肢を考えやすくなると思います。
「近所のパン屋で使えなくなった」という小さな変化の裏で、PayPayは「世界標準の財布」になろうという巨大な勝負に出ていたんです。
今日の小さな「なぜ?」が、お金の使い方を見直すきっかけになれば嬉しいです。
情報は2026年2月時点のものです。最新情報はPayPay公式サイトをご確認ください。 【PayPay最前線】シリーズ vol.2へ続く →只今準備中です!
