もう3万円を割ってしまうのか…
先週の株式市場の暴落は、多くの投資家にとって衝撃的な出来事でした。
私も、日々変動する株価チャートを前に、冷静さを保つのがやっとでした。
自身が保有しているすべての株が…下落幅は大きく、ポートフォリオの評価額がみるみるうちに減少していくのを見て
愕然としました。
含み損を抱え、狼狽売りを検討する人も少なくなかったのではないでしょうか。
まさにジェットコースターのような1週間でしたね。
しかし、週末にはトランプ大統領の「関税措置の90日間停止」という電撃発表により、NYダウは過去最大の上げ幅を記録。
相場は一気に反転しました。
この記事では、激動の相場をどう生き抜くべきか、そしてなぜ今、少額からでも資産運用を続けるべきなのかを、私自身の「底値買い体験」を交えて解説します。
1. 嵐のあとの静けさ?90日間の「猶予」をどう見るか
トランプ大統領の発表により、市場にはひとまず安堵感が広がりました。
- NYダウ: +2,962ドル(+7.86%)※過去最大
- ナスダック: +12.16%
- S&P500: +9.52%
これを受け、日経平均も力強く反発。
しかし、投資家として冷静に考えなければならないのは「これは一時的なリバウンド(自律反発)なのか、それとも本格的な上昇トレンドへの回帰なのか」という点です。
90日間の猶予があるとはいえ、根本的な関税問題が解決したわけではありません。
来週以降、反発力が弱い場合は「底割れ」の懸念も残ります。
「日経平均3万円割れ」という最悪のシナリオも頭の片隅に置きつつ、用心深く見守る必要があります。
2. 「トランプさんに感謝」?暴落の裏で笑う投資家の思考
暴落時、多くの人が悲鳴を上げる中で「絶好の買い場が来た!」と喜ぶ投資家が一定数存在します。
一部の投資家の間で「トランプさんに感謝している」という声も聞かれました。
これは一体どういうことでしょうか?
もちろん、暴落そのものを歓迎する投資家はいません。
トランプさんの言動や政策が、市場の過熱感を冷まし、割安な水準まで株価を押し下げたと考える投資家もいるようです。
特に、これまで高値圏で推移していたグロース株やテクノロジー株などが大きく調整したことで、「ようやく買い時が来た」
と判断し、積極的に買い向かった投資家にとっては、今回の暴落は絶好の仕込みのチャンスと捉えられたのかもしれません。
「優良株を安く買うこと」こそが、投資の利益を最大化する唯一の手段だと理解しているからです。
これは、長期投資家にとっては「バーゲンセール」に他なりません。
市場の過熱感が冷まされた今、冷静な投資家は淡々と「仕込み」を始めているのです。
もちろん、これはあくまで一部の意見であり、トランプ氏の政策が市場に与える影響については様々な議論があります。
しかし、暴落というネガティブな出来事の裏側にも、新たなチャンスを見出す投資家がいることは注目に値します。
3. 私の「底値買い」挑戦記|1株から始める勇気
「暴落を待っていたはずなのに、いざ暴落すると怖くて買えない」
これは投資家なら誰もが経験する心理です。
私も今回、不安と期待が入り混じる中で、以下の銘柄を新NISAで現物購入しました。

| 銘柄名 | 購入数 | 狙い |
| 伊藤忠商事 (8001) | 1株 | 日本を代表する総合商社。抜群の経営効率。 |
| 三菱商事 (8058) | 2株 | 圧倒的な資産背景と、株主還元への姿勢。 |
| 三菱HCキャピタル (8593) | 2株 | 連続増配銘柄として配当好きに大人気。 |
「たった数株?」と思われるかもしれません。
しかし、この「一歩踏み出す勇気」が、将来の大きな資産形成の第一歩となります。
この慎重な買い方が、のちにあの時「もっと買っておけば…」となることがあります。
足を止めずにコツコツ投資生活を継続中です
4. 暴落時こそ「資産運用が必要」な本当の理由
どんなに市場が荒れても、私たちが資産運用を止めてはいけない理由があります。
- インフレ対策: お金を持ち続けているだけでは、物価上昇によって価値が目減りします。
- 複利の力: 早く始めた分だけ、時間は味方をしてくれます。
- リスク感覚の育成: 実際に身銭を切って経験することでしか、本当の相場観は養えません。
「何があっても、資産運用は自分の未来を守るために必要不可欠な武器」なのです。
初心者におすすめの書籍
- 【読書】『敗者のゲーム』
- 暴落時に読むと心が落ち着く、インデックス投資のバイブルです。
5. 来週の展望:一喜一憂せずに「長期視点」を
今後の相場がどう動くかは誰にも分かりません。
来週も再び激しく上下するでしょうか?
しかし、私たち個人投資家に必要なのは、「短期的な変動に振り回されないこと」なのです。
- SNSの情報に踊らされない
- 信頼できるデータを見る
- 無理のない範囲(少額)で投資を続ける
市場の変動に一喜一憂するのも、投資の醍醐味の一つ。
感情を否定せず、それでも冷静に一歩を踏み出すことで、数年後の景色は必ず変わります。
6. 暴落でパニックにならないための「心の防波堤」5選
株価が急落すると、誰でも冷静ではいられなくなります。
しかし、そこで「狼狽売り(パニック売り)」をしてしまうのが一番の損失です。
心を落ち着かせるための具体的なテクニックを紹介します。
① アプリを閉じて「物理的」に距離を置く
スマホで常に評価損益をチェックしていませんか?
1分ごとに減っていく数字を見るのは、精神的な自傷行為に近いものです。
暴落局面では「あえて見ない」ことが最強の防御策。
- 証券アプリをアンインストールする(またはホーム画面の奥に隠す)
- 通知をオフにするこれだけで、脳の闘争・逃走反応を抑えることができます。
② 「含み損」を「バーゲンセールの割引率」と言い換える
脳内の言葉をポジティブに書き換えてみましょう。
- ×「10万円損した……」
- ○「狙っていた株が10%引きのセール中だ!」
配当利回りが高い優良株(三菱商事や三菱HCキャピタルなど)の場合、株価が下がれば相対的に配当利回りは上がります。
将来の不労所得を安く買うチャンスだと捉え直しましょう。
③ 「入金力」に集中する
市場の動きはコントロールできませんが、自分の稼ぎはコントロールできます。
「株価が下がっている間に、次の給料でどれだけ買い増せるか?」と、本業や副業で稼ぐことに意識を向けましょう。
相場が悪い時ほど、仕事に精を出すのが正解です。
④ 過去の「暴落チャート」を眺める
リーマンショック、コロナショック……過去のどんな大暴落も、数年後には「チャート上の小さな窪み」に見えるほど回復しています。
「今回も歴史の一部に過ぎない」と、時間軸を10年、20年単位に引き延ばしてチャートを見てください。
今の騒ぎがいかに一時的かが分かります。
⑤ 「1株投資」で小さく行動する
「何もしない」のが一番怖い時は、「あえて極少額だけ買う」のが効果的です。
今回のように1株〜2株だけ購入することで、「暴落に立ち向かっている」という自己効力感が生まれ、不安が「投資家としての経験値」に変わります。
最後に:資産運用は「自分との対話」
投資の神様ウォーレン・バフェットは言いました。
「まわりが欲深くなっているときは慎重に。まわりが怖がっているときは大胆に」
今、私が感じている「不安」は、市場全体が恐怖に包まれている証拠です。
つまり、教科書的には「チャンス」の局面。
資産運用は、単にお金を増やすゲームではなく、自分の感情をコントロールして成長させていくプロセスです。
何があっても、「資産運用を続けること」。
それ自体が、将来の自分への最大のご褒美になります。
初心者におすすめの書籍
- 【読書】『サイコロジー・オブ・マネー』
- 「富を築くのは知能ではなく、振る舞いである」ことを教えてくれる、メンタル管理の必読書です。
暴落は絶望の時であると同時にチャンスの時
市場が大きく下落した時、多くの投資家は損失を恐れて売却に走りがち。
しかし、冷静に考えると、優良な企業の株価が割安な水準まで下落している可能性もあるのです。
長期的な視点で見れば、このような時期に仕込むことが、将来の大きなリターンにつながると信じて…
来週も、慎重に、かつ楽しみながら投資ライフを送ってまいります!
