「2026年は丙午…これをやらないと運気が下がる!」
「2026年は丙午…今のうちに準備しておくべき大事なことは」
ネットを開けば、そんな煽り文句が次から次へと飛び込んできます。
「今年の冬至は千年に一度」「特別なエネルギーの切り替え」
そんな言葉がタイムラインに流れてきたのは、ついこの前のことでした。
冬至が過ぎてホッとしたのも束の間、今度は「年末までにこれを捨てろ」「来年の運勢はこうだ」と…
私たちの心は休まる暇がありません。
でも、自分なりに考えてみたんです。
そんなに焦って、何かを変えなきゃいけないのでしょうか?
「千年に一度」と言われても、結局はいつもの日常
そして冬至を迎えた日。
空はいつもの空で、冷たい空気も、いつも通り。
頭の中では「特別な日」と分かっているのに、目の前には「いつもの一日」が淡々と流れていました。
特別なエネルギーの話を信じるかどうかはさておき、「今日が特別だ」と言われても…
自分にとっての「現実」は、そんなに急に変わらないんだな、とあらためて感じました。
千年に一度と言われても、現実はいつも通り…
冬至が終わったら、次は丙午。
冬至が終わったと思ったら、あっという間にクリスマス。
そして、気づけば次の「話題」がやってきます。
それが「来年は丙午(ひのえうま)」という言葉。
「今のうちに」「年内に」「来年の運気のために」 …
終わりなく続く「やるべきこと」のバトンリレー
ちょっとおかしくもあり、ちょっと疲れも感じます。
SNSでは…
「60年に一度の丙午」
「何年に一度の貴重な年」
「丙午の年にやるべきこと」
そんな投稿が少しずつ増えてきて、冬至のときと同じような空気を感じ始めました。
2026年「丙午(ひのえうま)」についてSNSで話題の3つのこと
来年は60年に一度の「丙午」
ネット上では早くも、スピリチュアルや占い界隈を中心にさまざまな噂が飛び交っています。
今、特に注目されているのは以下の3つです。
1「変化の激しい1年になる」
「変化の激しい1年になる」という予言
火のエネルギーが重なる丙午は、社会的に大きな変革が起きると言われています。
「火のエネルギー」が強い年だから、情熱を持って行動するといい
「今のうちに副業を」「資産を守れ」といった不安を煽る投稿が目立ちます。
2「断捨離と浄化」
「スタートの年」「新しい縁に切り替わる年」だから、古い人間関係や思考パターンを整理しよう
「断捨離と浄化」の強制「この年末に手放さないと、来年の強い運気に置いていかれる」という…
いわゆる「デトックス」の推奨、絶対にやっておくべきリストが溢れています。
イライラや怒りをため込むとトラブルになりやすいから、早めに手放そう など
3「生まれ年」にまつわる古い迷信
「生まれ年」にまつわる古い迷信の再燃
かつての出生率低下を引き起こしたような「丙午生まれは…」という古い迷信を、現代風に解釈し直して語る動画や記事が増えています。
「やった結果」を確認する人は、誰もいない
Instagram や YouTubeで「これをやらないと損をする」と熱弁している方々。
では、そのアドバイス通りに動いた人たちが、1年後にどうなったか…
その結果を丁寧に検証しているメディアはほとんどありません。
情報は出す側にとっては「その瞬間の注目度」がすべて。
でも、受け取る側の私たちにとっては、その後の「日常」がすべてです。
話半分に聞いて、焦って誰かの真似をする必要なんて、本当はないんですよね。
結局、変わらぬ日常が一番の幸せ
冬至の前に「何か特別なことをしなきゃ」とソワソワして、焦って掃除をしたり、お清めをしたり。
でも、いざ当日が過ぎてみれば、そこにあるのはいつもと変わらない朝の光と、温かいお茶の湯気。
この年齢になったからこそ、ようやく気づけることがあります。
もちろん、変化したい気持ちも、まだまだあります。
もっと良くなりたい、もっと軽やかに生きたい、という願いもある。
でも今は、 今日も無事に一日が終わること
刺激的な幸せよりも、「今日も穏やかで、普通に過ごせた」ということの価値。
SNSがどれだけ騒がしくても、私の人生の手綱は私が握っています。
誰かの決めた「運気の波」に乗るためにバタバタするより、自分の心地よいリズムで歩くこと。
それだけで、十分すぎるほど贅沢なことではないでしょうか。
情報に踊らされない、これからの過ごし方
これからも、冬至や満月、新月、そして丙午のような「特別な日」は、何度もめぐってくると思います。
そのたびに、SNSではきっと「やるべきこと」と「手放すべきこと」が大量に流れてくるでしょう。
その中で、自分なりのスタンスを考えると、このくらい感じがちょうどいいのかもしれません。
・ 気になる情報は“ヒント”として受け取るけれど、鵜呑みにはしない
・ 「絶対」「今すぐ」といった言葉には、一歩引いてから考える
・ 何よりも、自分の体調・気分・生活リズムを優先する
千年に一度の冬至も、何年に一度の丙午も、「そうなんだ…」と眺めつつ
今日のご飯がおいしくて、よく眠れて、ほっと一息つける。
その「普通で、穏やかな一日」を積み重ねていくことこそが…
いちばん現実的で、いちばん自分を守ってくれる【開運】なのかもしれません。
皆様も、来年に向けて話題にうまく取り入れて運気を上げていただけたら幸いです!
