虫歯治療で不信感…私が経験した「不適切な処置の可能性がある」歯の再治療の決意

歯医者
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今年も残りわずか。やり残した「歯の治療」を再開する決意

12月になると、自然と一年を振り返ります。

「今年、やり残したことは何だろう?」…

そう考えた時、真っ先に思い浮かんだのが「虫歯の治療」でした。

実はこの治療、もう丸2年も中断していたのです。

しかも、ただの虫歯治療ではありません。

途中から「医療ミスとして保証交渉も進めている」ストレスだらけの歯の治療です。

保険書類は滞り、体調も優れず、ストレスの多い歯医者通いから距離を置いたまま2年が経過。

気づけば、あの時キャンセルした最後の予約からもう2年が経っていました。

ようやく最大の「やり残したこと」に、ここでけじめをつけようと、再診の予約を取りました。

思い出すのも辛い…「あの日の治療」から違和感が始まった

きっかけは3年前のこと。

詰め物(被せ物)が外れ、「虫歯のケアをしなくては」と、大きな大学病院の歯科に通い始めました。

初回の治療では、いきなりの激痛と出血。

「麻酔が効いていないようで」大量に麻酔を…「大丈夫」?と繰り返されるばかり。

終わった後、口をゆすぐと真っ赤な水が…

大量の血が…止まりませんでした。

顔も血だらけ❓こんなの初めての事でした・・・

それでも、「きっと必要な処置だったんだろう」と自分に言い聞かせていました。

でも、次に行っても何の説明もない。

「今日はどんな治療したんですか?」

「治療はいつまで通うんですか?」と聞いても、「次も根の洗浄」とだけ言われ…
何も分からないまま毎回、長時間の治療が続きました。

3回目くらいが過ぎた頃、別の「上の先生」が現れて…黙って担当医の治療の後始末?

その場で担当医と小声で話し合いをしている姿を見た瞬間、胸の奥がざわつきました。

「何かがおかしい」と感じつつも、もう後戻りできない気がして、ただ椅子に座るしかありませんでした。

変化のない治療、増えていく不安

そも後も、何度通っても痛みは軽減せず、レントゲンは撮るのに説明はなし。

毎回器具が大量の血で置かれるのを見て、次第に不信感が募りました。

「この治療、いつ終わるんだろう…」口の中だけでなく、心まで痛むようでした。

治療が終わると、いつものように淡々と「次の予約を取りますね」だけ…

私の疑問も、痛みも、どこかへ置き去りになっていく感覚。

それでもまだ、「大きな病院だからきっと大丈夫」と自分を納得させていました。

「今日は何のための治療ですか?」 

「この治療いつ終わるんですか?」 

「別の病院紹介してもらいたいんですけど?」どれだけ聞いても…

ちゃんと時間かけてやっているじゃないですかぁって切れ気味?

いや、奥歯です…時間かけられても、器具で無理やり大きく口を明けられて1時間近くかけてやられても、しんどいだけ!

そして、何か月も進まない治療が続き、ついに別の医院を訪ねることにしました。

別の歯科で告げられた事実「この歯はもう使い物にならない」

信頼していた町の歯医者で、改めてレントゲンを撮ってもらった瞬間。

医師が一瞬眉をひそめ、静かに言いました。

「これはひどい状態ですね…」

「むしろ、治療によって悪化しています」

根の奥にまで大きな穴…その中には異物がパンパンに詰められている。

しかも、その処理が骨までたっしている。

元の病院では、毎回平然とした顔でなにも問題ないかのように…現実はまるで違っていました。

その言葉を聞いた瞬間、しばらく体が動きませんでした。

怒りよりも、先に出たのは“虚しさ”です。

「半年以上通ったのに、何をされていたんだろう」

「自分の口の中で、こんなことが起きていたなんて…」

医療ミスが疑われたらどうする? 保証制度と対応の流れ

こうしたケースでは、医療ミス(医療過誤)として以下のステップで対応することが一般的です。

  1. カルテ・レントゲンの開示請求(患者には開示を求める権利があります)
  2. 他院で再診断を受け、ミスの有無を確認
  3. 元の病院側と話し合い、返金・再治療・補償の協議
  4. 解決しない場合は医療ADR(裁判外トラブル解決制度)を利用

また、日本歯科医師会では「医療安全相談窓口」が用意されています。

困った時には第三者に相談することも心の支えになります。

➡️ 日本歯科医師会 医療安全相談窓口

実際に保証の話も進めましたが、保険の処理や書類のやり取りには長い時間がかかりました。

歯が治らないまま一年…、気持ちばかりが消耗していく日々。

大切なのは「早めに相談し、記録を残す」こと。
そう痛感しています。

大きな病院だから安心、ではなかった

今回の経験を通して強く感じたのが…

大きい病院=安心ではない」という現実です。

説明不足のまま進む医療現場では、患者が“置き去りになりがちです。

一方で、地域密着型の小さなクリニックでは、医師との距離が近く、丁寧に説明してくれるところも多い。

結局、信頼できる歯医者は「規模」ではなく「誠実さ」で決まるのだと心から実感しました。

我慢してはいけなかった…「もっと早く相談すればよかった」

振り返れば、最初から小さな違和感はありました。

「今日は何をするんですか?」と聞いても答えが曖昧。

痛みが強くても、「大丈夫」の一言で終わる。 いつも飲んでいる、痛み止めを飲んでというだけ…

それでも我慢して通い続けた結果、歯を失うような状態にまで悪化してしまいました。

自分の体の異変を「気のせい」と思い込んでしまったのも一因です。

「先生を信じたい」「途中でやめたら後悔するかも」と、誰もが感じる迷い。

でも、不安を感じた時点で別の意見を聞く」勇気が一番大切なんだと身をもって学びました。

来年こそ完治へ…再治療と心の整理

そして今、ようやく新しい担当医に変更して再診を予約して再診をしてきました!

治療も保証の整理も、ようやく終わりが見えてきそうです。

正直、もとの歯には戻ることはありません。

これからの処置は「遺物を取り除き、可能な範囲で補うだけ」です。

でも、ようやく「未来に向けた治療」が始まります。

これからも、あの医師から謝罪の言葉をもらうことはないでしょう。

それでも、過去の経験を無駄にせず、前を向いていくことが自分への回復だと思っています。

心も身体も軽く、安心して食事を楽しめる日常を取り戻せるように。

今年最後の決意として、もう一度、歯の治療に向き合います。

最後に:虫歯治療で迷ったら

今、この記事を読んでいるあなたがもし「歯の痛みが続く」「説明が不十分」「治療が長い」
そう感じているなら、どうか我慢せずに他の歯科で相談してみてください

虫歯治療は、痛みを取るだけでなく、自分の生活を取り戻すための大切な時間。

信頼できる医師に出会えれば、きっと歯の健康も、心の健康も取り戻せます。

自分の健康を守るのは、自分自身。

今年の締めくくりに、私はようやく歯の治療を再スタートしました!

心も身体も、新しい年を気持ちよく迎えるために。

この体験が、今、治療に不安を感じている誰かの背中を押すきっかけになれば幸いです。


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