株主優待と不労所得で、少しずつ豊かな暮らしへ

株主優待
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株主優待と配当金は、家庭を支えるもう一つの財布

物価が上がっても、収入は変わらない。

そんな不安定な時代にこそ、不労所得が心強い存在になります。

なかでも株式投資による配当金と株主優待は…

手堅く続ければ続けるほど、確実に家計の助けになってくれる【七つのポケット】のひとつ。

この記事では、実際に頂いた株主優待を紹介します。

そして「なぜ最近優待が減っているのか?」

調べてみたいと思います。

不労所得の七つのポケットの 1つとしての株式投資

「七つのポケット」とは、ひとつの収入源に依存せずに複数の収入口を持つ考え方。

その中でも株式投資は、以下の2つが大きな魅力です。

  • 配当金(インカムゲイン):定期的な現金収入
  • 株主優待(現物支給):生活費や楽しみとして使える物の収入

たとえば、持っている株の銘柄で、年間で配当金3万円+株主優待相当2万円分をもらえたとしたら…

これは実質的に月あたり約4000円の不労所得

小さな額に見えるかもしれませんが、電気代やスマホ代を払える金額と考えれば、安心感が違います。

株はリスクがともないますが、株主優待という楽しみも

「株価が下がったらどうするの?」

「元本割れが怖い…」という声は、もっともです。

ただ、株主優待のある企業は業績が安定していることが多く、長期保有向きの銘柄が中心

また、優待を『楽しみ』として捉えると、投資がぐっと身近になります。

SNSやYouTubeでも人気の桐谷広人さんの生活スタイルは、その代表的な例ですよね。

優待品で日用品・食事・外食・娯楽まで、すべてをまかなうスタイルは、まさに理想の「優待ライフ」です。

株式投資の配当金に並ぶうれしい優待品

ここからは、私が毎年、実際に受け取っている株主優待を紹介します。

日本取引所グループ(8697):クオカード3,000円分

【株主優待内容】

  • 100株以上の保有で毎年3,000円分のクオカード
  • 配当金も年間4,300円前後(利回り約2.6〜3%)

【メリット】
クオカードはコンビニや書店で使えるので、実質キャッシュと同等の価値

JPXクオカード

実は、楽しみの優待は今回で最後廃止になります。

日本取引所グループ(JPX)の過去の株主優待内容と廃止時期をまとめたものです。

保有年数優待内容(QUOカード)
1年未満1,000円分
1年以上2年未満2,000円分
2年以上3年未満3,000円分
3年以上4,000円分
  • 対象:毎年3月末時点で100株以上保有の株主
  • 最終実施:2025年3月末分(2025年6月発送分が最後)
  • 現在(2025年7月時点):株主優待制度は廃止。今後は配当による利益還元のみ

ひろぎんホールディングス(7337):クオカード500円分

【株主優待内容】

  • 100株以上で毎年500円のクオカード
  • 地銀の中でも業績が安定、配当利回りも約4.5%と高水準

【体験談】
クオカード1枚と思われがちですが、複数の優待銘柄を組み合わせると、1年で合計1万円以上になることも。
投資初心者が入りやすい“登竜門銘柄”です。

ひろぎんクオカード

株式会社ナック(9788):マキアレイベル 薬用MBローション 4,972円(税込)

【株主優待内容】

  • 年に1回、人気スキンケア商品が1点届く
  • 実勢価格4,972円(税込)!

【使用感】
毎年楽しみにしている優待のひとつ。
ドラッグストアに行く手間とコストが省けて、美容費の節約になると好評です。

ナック化粧水

日本製紙株式会社(3863):家庭用品詰め合わせ

【株主優待内容】

  • ティッシュやトイレットペーパー、キッチンペーパーなどの詰め合わせ
  • 市販価格換算で約2,000〜3,000円相当

【感想】
生活必需品はもらって困ることがない!
災害備蓄としても使えるので、安心感が段違いです。

日本製紙家庭用品詰合わせ

最近、株主優待がなくなってきている理由3つ

株主優待制度の縮小・廃止は実際に増えています。

日本取引所グループ(JPX)の株主優待も今回で終了となってしまいました。

背景には以下のような理由があります。

  1. 海外投資家向けに透明性を高めたい(公平性の問題)
  2. コストの削減(特に小口株主が多い企業)
  3. 配当による還元重視へシフト

ただし、「優待を廃止して配当を増やした」企業もあるため、優待から配当へ戦略転換を読み取ることが今後のカギです。

今後も、老後の水道光熱費が賄えるまで高配当株を増やしていこうと思います

配当金と優待でカバーすることを目指し、以下のような方針で投資を続けています。

  • 利回り3.5%以上の配当株を選ぶ
  • 優待付きで実用性が高い銘柄を組み合わせる
  • 長期保有前提で、暴落時はチャンスと捉える

不労所得といっても、ほったらかしでは得られません。

定期的な情報収集と銘柄の見直しがポイントです。

【まとめ】皆様にとっての優待ライフ、始めてみませんか?

節約しながら楽しめて、資産も増える。

そんな株主優待と不労所得の世界は、実はとても身近なところにあります。

「まずはどの株から始めてみよう?」

「クオカードで毎月のコンビニ代をまかなえるとしたら…?」

そんなふうに想像したあなたは、もう半分、投資家です。

次に調べてみるとしたら、「高配当株 ランキング」や「初心者向け 株主優待」がおすすめです。

あなたにぴったりのもう一つの財布を探してみてくださいね。

副収入についての記事になりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

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