使っていないカード、放置していませんか?
みなさん、財布の中や引き出しの奥に「もう使ってないけど、なんとなく放置しているクレジットカード」ってありませんか?
私にも、ありました。それもすっかり存在すら忘れていたカード。
そのカードが、ある日突然「お金を請求するよ」と言ってきたんです…。
ある日届いた一通のハガキ 開けてびっくり、手数料発生⁉
先日、ポストに一通のハガキが届いていました。
一見すると、ただのお知らせっぽい。でも、開けてみたらびっくり。
「カードサービス手数料のご案内」
ご利用のないまま判定期間を過ぎた場合、サービス手数料2,200円(税込)が発生します。
えっ!?使ってもいないカードで、お金がかかるの!?
すぐさまカードの名前を確認すると、なんとそれは「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(旧ウォルマートカード)」。
ああ…あったわ、そんなカード……。
でも、2023年6月で有効期限が切れているし、それ以来まったく使ってない。というか、存在を忘れてました。
まさかの「放置=手数料」?その仕組みとは
調べてみると、このカードは「一定期間利用がないと、サービス手数料が発生する」という条件付きのクレジットカードでした。
つまり、放置していたら「年会費」ならぬ「手数料」が自動的にかかる仕組み。
しかも、カード自体の期限が切れていても、契約上はまだ“生きている”状態だったようです。
見逃しがちな「カード手数料」制度とは?
- 対象カードが限られている(すべてのカードで発生するわけではない)
- 利用がなければ発生する場合がある
- 定期的にお知らせ(ハガキ)が届く
- 放置していると自動請求されることも
特に「旧ウォルマートカード」は、制度が変更されている途中のカードらしく、知らない人も多い模様。
ハガキを開かなかったら……ゾッとした話
たまたま、ハガキを見つけて開いたからよかったものの。
もし開かなかったら? 転居していたら? 見逃していたら?
カードを一度も使っていないのに、毎年2,200円を払い続けることになっていたかもしれません。
お年寄りや郵便物をため込む人は特に注意!
- 転居先に届かず、請求に気づかない
- 内容を理解せず放置してしまう
- 自動引き落としに気づかない
「使っていない=安全」と思っている人こそ、注意が必要です。
私がとった対処法は即・解約手続き!
このままではマズいと思い、即セゾンカードのサポートに電話。
本人確認を経て、すぐに解約手続きを取りました。
解約の流れ(セゾンカードの場合)
- はがきの内側に記載されている、お問い合わせ・解約はこちらの電話番号にかける
- すべて自動音声ガイダンス(手元にクレジットカードが必要)
- 本人確認(生年月日)
- 解約番号を登録
- 解約完了の確認
数分で完了しましたが、やっぱり電話の音声案内は面倒ですよね…。
だからこそ、使わないカードは「持たない」ことが一番の予防策です。
そもそも、なぜこのカードを作ったのか?
思い返せば、ウォルマート系列のお店(西友やLIVINなど)での特典につられて作った記憶が…。
「毎月5%オフ」や「ポイント還元」に魅力を感じたけれど、LIVINがなくなり西友もあまり利用しない。
クレジットカードって、一度使わなくなると本当に忘れますよね。
使っていないカード、いますぐ見直そう!
あなたの財布やカードケース、そして郵便物の山の中に、こんなカードは眠っていませんか?
以下のポイントをチェックしてみましょう。
今すぐ確認すべきポイント
- 有効期限が切れていても、契約が続いていないか?
- 「年会費」や「手数料」が発生していないか?
- 郵送物やハガキを放置していないか?
- 住所変更後、郵便物がきちんと届いているか?
今後の対策:クレカ管理のコツ3選
カードの断捨離は、家計にも心にも余裕を生みます。
私が実践した「今後のための対策」をご紹介します。
① 利用していないカードは解約!
「いつか使うかも」は罠です。使わないカードは潔く手放しましょう。
つい先日も、ファミマのクレジットカードを解約。(JCBだったので個人情報が心配の為)
② 家計簿アプリでカード管理
MoneytreeやマネーフォワードMEなどのアプリを使えば、すべてのカードの使用状況・引き落としを一括管理できます。
③ クレジットカードは厳選して3枚以内に
メイン・サブ・予備の3枚に絞ることで、管理がぐっと楽になります。
まとめ 情報は「受け取った瞬間」が行動のチャンス!
今回の件で一番感じたのは、「情報は見逃さないことが大事」ということ。
なんとなく届いた郵便物をスルーしていたら、知らぬ間にお金を失っていたかもしれない。
だからこそ、少しでも「ん?」と思ったら、行動することが大切なんです。
今は、電話で簡単に問い合わせができません。 平日のみ、時間も短縮 こんな状況が先延ばしにしてしまうんですよね。
どうして電話問い合わせが困難なのか、よろしければこちらの記事もご覧にあなってください。
最後に この記事が誰かの役に立ちますように
この体験が、誰かの「気づき」につながったら嬉しいです。
使っていないカード、いますぐ見直してみてくださいね!