株価が大幅に下落している… 一体何が起こったんだ?
朝起きてニュースを見るたびに、保有している株が下落していると、精神的に大きな負担になります。
特に、これまで順調だった市場が一転して下落基調になると、「さらに資産が減ってしまうのではないか」という不安に
押しつぶされそうになる方もいるかもしれません。
最近の株が下がる理由 について、その背景にある要因を調べてみます。
そして私も含めて、耐えている人のメンタル はどのように維持すべきか、一般投資家はどうすれば良いのか
具体的な対策と心構えを考えてみます。
冷静な判断力を持って、この困難な時期を乗り越えていきましょう。
保有株が下落している理由は一つではありません。
複数の要因が複雑に絡み合って、市場全体の、銘柄の株価を押し下げている可能性があります。
ここでは、今日株価が下落していると考えられる主な理由をいくつかご紹介します。
1. 世界経済の減速懸念と景気後退リスクの高まり
グローバル経済は相互に深く関連しているため、海外の経済状況が日本の株式市場に大きな影響を与えることは
珍しくありません。
アメリカ経済の動向
アメリカは世界最大の経済大国であり、その景気が後退すると、世界全体の需要が減少し、日本企業の業績にも悪影響が及ぶ
可能性があります。
最近では、インフレの高止まり、利上げ継続の可能性、GDP成長率の鈍化 などが懸念材料として意識され、投資家心理を
冷え込ませている可能性もあります。
中国経済の減速
日本にとって中国は重要な貿易相手国です。
中国の景気が減速すると、日本からの輸出が減少し、関連企業の業績悪化につながる恐れがあります。
不動産市場の不安定化、消費の低迷、政府による規制強化などが、市場の不安を高めているかもしれません。
ヨーロッパの経済状況
エネルギー価格の高騰や地政学的なリスクなどが、ヨーロッパ経済の重荷となっています。
インフレ率の上昇、景気後退の兆候など が、世界経済全体の不透明感を増幅させている可能性があります。
2. 金融引き締めによる影響と金利上昇の圧力
各国の中央銀行は、インフレを抑制するために金融引き締め政策を進めています。
この金融引き締めは、株式市場にとってマイナスの影響を与えることがあります。
金利の上昇
金利が上昇すると、企業の借入コストが増加し、利益を圧迫する可能性があります。
個人にとっては住宅ローンなどの負担が増え、消費が抑制されることも考えられます。
債券の利回りが上昇することで、相対的に株式の魅力が低下し、資金が株式市場から債券市場へシフトする
動きも起こりやすくなります。
銀行の利上げ決定、長期金利の上昇など が、株価下落の直接的な要因となっているかもしれません。
金融市場の流動性低下
金融引き締めによって市場全体の資金供給量が減少し、株の買い控えにつながる可能性があります。
3. 企業業績への懸念と下方修正リスク
個々の企業の業績が悪化したり、今後の業績見通しが下方修正されたりすると、その企業の株価はもちろん、関連する銘柄や
市場全体のセンチメントも悪化することがあります。
決算発表の内容
最近の決算発表で、多くの企業が市場の期待を下回る業績を示したり、慎重な見通しを発表したりした場合、投資家の失望を
して、株価下落につながることがあります。
資生堂で検索してみると、中国事業での不振。 業績悪化になり最終赤字100億円超などユースになっていれば
株を持っている人は売ります。
そして関連している株を持っている人も、利益が出ているうちにと手放し売りが売りを呼びます。
決算発表は、業績が良くても売られてしまうこともあり、色々と影響が出ている可能性も考えられます。
業種特有の悪材料
特定の業種において、規制の変更、競争の激化、技術革新の遅れなど、ネガティブなニュースが出た場合、その業種全体の株
価が下落し、市場全体に波及することもあります。
4. 地政学的なリスクと不確実性の高まり
国際情勢の不安定化や地政学的なリスクの高まりは、投資家のリスク回避姿勢を強め、株式市場からの資金流出を招くことが
あります。
米中関係の悪化 など、予測不可能な事態の発生は、投資家心理を大きく揺さぶります。
5. 市場のセンチメントとテクニカル的な要因
上記のような実質的な要因に加えて、市場参加者の心理状態(センチメント)や、過去の値動きに基づいたテクニカル的な要
因も株価の変動に影響を与えます。
投資家心理の悪化
一度株価が下落し始めると、「さらに下がるのではないか」という不安感が広がり、損切り売りや追随売りに繋がることで
下げ幅が拡大することがあります。
テクニカル的な要因
特定の価格帯を下抜けたことによる売り圧力の発生など、テクニカル分析に基づいた売買行動が、株価の下落を加速させるこ
ともあります。
株価下落に耐える投資家のメンタル 嵐の海で羅針盤を見失わないために
保有株が いっきに下落する状況は、まるで嵐の海で 小さな船に一人ぼっちでに乗っているような心細さを感じさせるかもし
れません。このまま沈んでしまうのではないか?
自分の判断は間違っていたのか、どうしてあの時売らなかったのか?
といったネガティブな感情が押し寄せてくるのは自然なことです。
しかし、このような時こそ、感情に流されず、冷静さを保つ ことが重要です。
ここでは、株価下落に耐え、メンタルを維持するためのいくつかの考え方をご紹介します。
1. 長期投資の視点に立ち返る
あなたが短期的な売買ではなく、長期的な成長を期待して投資をしているのであれば、一時的な株価の変動に一喜一憂す
る必要はありません。
持ち株の企業の基礎的な業績や財務状況が変わっていないのであれば、株価はいずれ適正な水準に戻る可能性があります。
2. ポートフォリオの分散効果を信じる
複数の異なる資産や銘柄に分散投資していれば、一部の株価が下落しても、ポートフォリオ全体のダメージを抑えることがで
きます。「卵を一つのカゴに盛るな」という 言葉を思い出しましょう。
3. 情報過多にならないように注意する
SNSやニュースサイトでは、様々な情報が飛び交い、不安を煽るような報道も少なくありません。
情報収集は大切ですが、過剰な情報に触れることは精神的な負担になります。
信頼できる情報源を選び、適度な距離感を保つように心がけましょう。
4. 過去の 暴落の経験を思い出す
これまで 何度も下げては上げを繰り返しできた経験を振り返ることで、「今回もきっと乗り越えられる」という自信を取り戻
せるかもしれません。
5. 投資以外の趣味や活動に時間を費やす
株価のことばかり考えていると、精神的に疲弊してしまいます。
趣味に没頭したり、運動をしたり、家族や友人と過ごしたりするなど、投資以外の活動に意識的に時間を費やすことで、気分
転換を図りましょう。
私は、こうやってブログで収益をとコツコツ記事を書いています。 株価は常にチェックしてため息ばかりです。
6. 暴落でも平然としている、経験者に相談する
どうしても不安が拭えない場合は、 株経験の長い年配の経験者に相談することも有効な手段です。
客観的な視点からアドバイスを受けることで、冷静な判断を取り戻せるかもしれません。
その人もつらいと思いますが、現物で持っているのであれば大丈夫…?
一般投資家はどうすれば良いのか?取るべき5つの行動
株価が下落している今、一般投資家はどのように行動すべきでしょうか?
焦って売却したり、安易に買い増ししたりする前に、以下の5つの行動を検討してみてください。
1. なぜその株を買ったのか?
企業を応援する為なのか、高配当株でで不要所得を狙っているのか、優待目的かを再確認する。
最初にその株を購入した理由、リスク許容度などを改めて確認しましょう。
短期的な株価変動に惑わされず、長期的な視点で 冷静な気持ちで見直すことが大切です。
2. ポートフォリオ全体の状況を把握する
保有しているすべての資産の状況を確認し、ポートフォリオ全体のバランスが崩れていないかを確認しましょう。
必要であれば、リバランス(資産配分の調整)を検討することも重要です。
今は、アプリがあるので簡単に確認できます。
私は高配当目的で株を買っていますので『配当管理』というアプリを使用しています。
3. 個別銘柄の 銘柄分析をチェックする
保有している個別銘柄の業績や財務状況に変化がないかを確認しましょう。
業績が悪化しているのであれば、売却を検討する必要があるかもしれません。
しかし、一時的な株価下落だけであれば、過剰に反応しないほうがいいのかと思います。
4. 無理のない範囲で 買い向かうかを検討する(慎重に)
リスク許容度の範囲内で、問題がないと判断できる銘柄であれば、株価下落は 絶好の買い場 のチャンスとなる
可能性もあります。
ただ、焦って 底値と判断するのではなく、慎重に判断することが重要です。
「落ちるナイフを掴むな」 という 格言もあるように、底値を見極めるのは非常に困難です。
今は、1株単位で購入できます。 少額で様子を見ながらリスクを抑える方法を検討しましょう。
5. 焦って売却しない:狼狽売りは避ける
株価が下落すると、つい「これ以上損失を増やしたくない」という気持ちから、保有株を売却したくなるかもしれません。
しかし、狼狽売りは、 大事な資金を大きく損なう可能性があります。
冷静に状況を分析し、 自分の戦略に基づいて判断することが重要です。
嵐の後は必ず晴れる。冷静な行動が未来の 豊かな生活を築きます
最近の株価下落は、多くの投資家にとって 試練かもしれません。
しかし、市場の変動は常に起こりうるものであり、一時的な下落に過剰に反応するのではなく、冷静に状況を分析し
適切な行動を取ることが重要です。
まとめ
今回のブログでは、株価下落の理由、耐えている人のメンタル維持、そして一般投資家が取るべき行動について解説しまし
た。
- 株価下落の背景には、世界経済の減速懸念、金融引き締め、企業業績への懸念、地政学的なリスク、市場のセンチメンなど、複数の要因が考えられます。
- 株価下落に耐えるためには、長期投資の視点、ポートフォリオの分散、情報との適切な距離感、過去の成功体験の想起などが重要です。
- 一般投資家は、改めて戦略の再確認、ポートフォリオの状況把握、個別銘柄の 業績を確認。慎重な追加 購入の検討、そして リスクの管理を心がけましょう。
- 投資には常にリスクが伴いますが、冷静な判断と適切な行動によって、そのリスクを管理し、長期的な 運用を実現することができます。
- 嵐が過ぎ去った後には、きっと日経平均4万円台と上昇してが再び未来が輝き出すでしょう。
それまで、 希望を失わず、賢明な 投資方法を実践して普段と変わらない行動を続けていきましょう。
読者の皆様へ
この記事が少しでも皆様の不安を和らげ、冷静な行動をとるための一助となれば幸いです。
NISAから株式投資を始めた方は、ほぼマイナスになっている方も多いと思います。
私も、本当はメンタル、ボロボロです。どうしていいかわからない状態です。
みんな同じ気持ちでを抱えていると思います、トランプめ!
とにかく今は、様子を見ながらを乗り越えていきたいと思っています。